平成26年度の大道山竹炭工房の子ども達への支援内容を紹介します。河内小学校の生徒と一緒に7回、ものづくりを体験してもらいました。
第7回(2015年2月22日)
(竹炭ロールケーキ作り):石臼で竹炭パウダーを作り、それを入れて真っ黒なロールケーキを作りました。ホットケーキミックスをボールで混ぜ、ミキサーでミルクを混ぜて、ホットプレートで焼きました。校長先生や教頭先生にもおすそ分けしました。また、ケーキを冷やしている間に、1年間のおさらいとして、スライドで「竹の種類」や「竹炭の歴史」を学んでもらいました。
- 特別講師奥田先生が作り方を説明
- 小麦粉に竹炭パウダーなど混ぜて
- ホットプレートで焼いちゃいます。
- 生クリームを混ぜて混ぜて・・・
- 生地と生クリームを巻き巻き・・
- 切ります。どうこの手つき、プロのパテシエみたいでしょ!!
- 完成です。黒と白のコントラスが美しいでしょ。味も最高でした。
- 中国新聞社の方が記事にして頂きました。
第6回(2014年12月19日)
(竹炭石鹸作り):石鹸の歴史、汚れの取れる原理などをスライドで学んだのち、苛性ソーダ、水、食用油、柚子、竹炭を用いて、竹炭石鹸や柚子石鹸を作りました。苛性ソーダという毒物の取り扱いについては、十分注意して作業しました。
- 苛性ソーダ、水、油の混ぜる割合を説明
- ミキサーで粉砕した竹炭をすりこぎで細かくしてます。
- 毒物で危ないので、全員外で、マスク、メガネ、手袋をして20分混ぜました。
- 出来た液状の石鹸をジョロを使って容器に入れました。
- 出来ました。灰色が竹炭石鹸、オレンジ色が柚子石鹸です。
第5回(2014年10月20日)
(竹炭・竹酢液・竹塩作り):パソコンで窯の温度の状態を見ながら竹炭を焼き、竹酢液が出てくるのを確認したり、竹塩作りの準備をしました。特に、窯の構造やどのようにして竹炭が出来るかを学びました。また、出来た竹炭の抵抗値を測って、竹炭の出来の良し悪しを学びました。
- 窯の中を覗いて構造を学習
- 竹を叩いてビッシリ入れて
- 竹塩用の竹を切ってます。
- 竹の中に塩を詰めて。
- 竹酢液がぽたぽた飲めないようね!受けてます。
第4回(2014年9月29日)
(竹カリンバ作り):アフリカの楽器カリンバを竹で作り、全員で演奏(チューリップ、うさぎ、どんぐりころころ)を演奏しました。瞬間接着剤と電動ドリルで板に竹を留めて作りましたが、竹弦の長さを調整して音合わせするのが大変でした。竹のやさしい音を感じてもらいました。
- まず試作品を見て作り方を学んでもらいました。
- 竹弦の先を削って弾くとき痛くないようサンダーで削ります。
- 竹弦押えバーを木ねじで止めます。
- 皆んなで「うさぎ」などを演奏しました。
第3回(2014年7月31日)
(流し素麺と鮎の塩焼き):竹で素麺流し装置や竹カップを作り、素麺を湯掻いて素麺流しをしました。また、鮎に竹串をさして竹炭で鮎の塩焼きを食べました。本物の素麺流しと竹炭で焼いた美味しい鮎を堪能してもらいました。
- 節をノミで削り落とす(ちょっと難しかったかな・・・)
- 全長20mのそうめん流し装置が完成!!
- そうめんを流すぞ・・・
- 本物の竹素麺流しを竹カップで食べる素麺は絶品!!
- 上手く竹串を鮎に立てて竹炭で焼くんだよ!早く食べたい・・・
第2回(2014年6月13日)
(竹炭風鈴つくり):竹炭に絵を描き、ドリルで穴をあけて、風受け紙や吊るす紐をつけて竹炭風鈴を作ってもらいました。電動ドリルの使い方や竹炭の出来(焼き温度)での音の違いを知ってもらいました。
- 窯から出来た竹炭を選んでいます。
- ドリルで竹炭に穴をあけます。
- 吊り下げる竹の棒にも穴をあけます。
- 出来上がりました。
- 先生が風を起こして、作品一つ一つの鳴り方を皆に披露しました。
第1回(2014年5月23日)
(竹炭用竹の伐採及び竹割):竹の安全な倒し方、切り方、割り方を指導しました。特に、怪我をしない鋸・鎌・竹割器の使い方を覚えてもらいました。
- 3~5年ものの孟宗竹を選んで倒す方向を見極めます。
- 鋸でゴリゴリ・・逃げろ倒れるぞ!
- 協力して、枝を払って同じ長さに切断
- 竹割器具で4つに縦に割ってます。腰の入れ方見事です!!
- 節を鎌で取り除いてます。木こりなれそうでしょ!!